そんな私だめかな?
彼女は俺に気があるようだ。
何かと俺に対してかわい子ぶってくる。
正直、めんどくさい。
そんな日が数ヶ月続いた。
彼女がいつから俺のことを想ったのか、どんなきっかけなのかは知らんが好意を持たれてアプローチされ続けて数ヶ月になる。
今日は休み。案の定、彼女からデートの誘い。
断る理由も考えるのもめんどくさいから今回はその誘いにのることにした。
彼女はいつも通り、俺に可愛いそぶりを見せてくる。
正直、バカっぽい。
俺はバカっぽい女は苦手だ。
だから、彼女に好意を持つことはなかった。
デート中、彼女はタワーに登りたいと言ってきた。
俺はそれに渋々にOKしてタワーに登った。
登ったところにちょうどいいカフェあったので立ち寄った。
窓側の席だ。
俺は彼女の話を素っ気なく接してきたせいか、話がなくなってきた。
すると彼女は
彼女「○○君と知り合って8ヶ月なるね!」
俺「お前のそんなこと覚えてるんのかよ。キモいわ。」
彼女「私、今日言いたい事があるんだよね」
俺「告白とかやめろよ。お前とか無理だから」
彼女「なにそれ。ほんとひどーい!」
そのとき、俺は言い過ぎたと思い、言い訳を考えていると、彼女がいきなりの俺の手を握ってきて今まで見た事がない真面目な顔で
彼女「そんな私ダメかな?」
俺がこんなシチューエーションになったら、頼むからちんこを1本貸してくれ!
作者:弁朕